マダガスカルへの挑戦その3
…さて、いよいよ陸路2日かけてのマダガスカル島縦断旅の始まりです。
首都 アンタナナリボから、マダガスカル島の、北端の町アンバンジャへ向かいます。
直線距離で、800キロ近くはあるでしょうか。道は舗装はされているものの、途中、アップダウンあり、ぐにゃぐにゃ道あり、あと、何より問題なのが、「山賊」の存在。夜は山賊が出て襲われる危険があるため、夜間移動ができない!
だから、この距離で2日かかっちゃうわけです。
まず、水を確保!
北上すればするほど赤道に近づくので、暑さとの戦いでもあります。水分補給はこまめに!
赤土が続く大地。
天気は乾季から雨季に変わる境目の時期なので、こんな晴れた空でも天候は不安定です。特に夜は。
途中の食事は、道にポツンとあるホテル兼食堂で。
メニュー的には魚か肉。そしてご飯です。
魚は骨と皮ばかりであまり食べるところがありませんでした。お肉は硬くはないけど、柔らかいわけでもない。味付けは塩っけが強い感じでしょうか。
見ての通り、ご飯が大量なのがマダガスカルの食事の特徴です。
トイレはこんな感じ。…中は…ご想像にお任せします。
ただひたすら、緑がまばらな赤土の大地が延々と続きます。
マダガスカルに来る前、僕が勝手に描いていたこの国のイメージは、「緑が豊かな国」でした。
…しかし、現実はちょっと違っていて、エリアによって雨が少なかったりする地域があり、そのような地域は、こんな風にハゲ山が続いています。
なんとか、日が暮れる前に1日目の行程が無事終了。宿泊施設のある街に到着しました。
今夜はこの街に1泊します。
つづく。